風呂に入るまでは億劫だけど入っちゃえば勝ち組

by koxtuichi - Sun 13 October 2019
Tags: #DP2 #HURO #STARBUCKS

フェレット、シャオ、ノスタルジック、白黒写真、DP2

HURO

『こういち!あんた早よ風呂はいりなさい!』

ぼくは音楽が好きでした。今でもたまに好きな曲を聴くことはありますが、演奏をすることはありません。たぶん、本気で音楽に取り組み、人前で演奏をしていたのは高校生のときが最後です。ドラムを叩くことで得られる解放感や、出来なかったことが少しずつ自分の技となって身につく感覚がとても心地よく、高校生でいる間はずっと続けていました。

もちろん1人で続けることはないので、高校入学後にバンドを結成します。

メンバーは高校生活が始まったと同時に決まりました。友達を通して音楽が好きなもの同士集まることになり、どんな音楽をやりたいか、使える楽器はなにか、初ライブはいつにするかなど。ずっとわくわくしながら話をしていたと思います。

そして結成してから二週間も経つとバンドの練習をすることになります。

練習場所であるスタジオは安いところを基準にして、またメンバー全員がお互いの家から通いやすい場所に決めていました。ぼくは片道2時間くらいかけてスタジオまで向かいます。

練習日の夕方3時ごろになり、メンバー全員がスタジオに到着しました。ドラム担当のぼくは、もともとスタジオに用意されているドラムセットを自分の叩きやすいようにカスタマイズしていきます。スネアドラムの向きや高さも調整し、ハイハットも低く設置します。ぼくは当時サイモンフィリップスというドラマーが大好きだったため、そのドラマーがこだわる叩き方を真似ていました。

ハイハットを低く設置したのも憧れのサイモンに合わせて左手で叩くためです。しかしサイモンフィリップスがワケあって左手で叩いていたのとは異なり、ぼくはただカッコ悪くて下手な演奏をしていただけでした。守破離が大事だと気づくのは大人になってからですが、その話はまた今度にします。

そうしてギターもベースも調整が終わり、それぞれ譜面も出して、セッティングが完了しました。みんなで合わせるのは初めてなので緊張していますが、とりあえずはやってみるしかありません。みながドラムを見つめる中、ドラムスティックを叩いてカウントし、一斉に演奏が開始されます。

出だしは好調です。うまくタイミングが合い、曲をスタートすることができました。そうしてボーカルも入り、Aメロが始まります。イントロの楽器のみの演奏でも感動していたのですが、ボーカルが入るとまた色が変わります。楽器が先行して曲を進めていたはずが、ボーカルに引っ張られるようになりました。やはり歌ものは歌がメインなのだなと実感しました。

そうして演奏を始めてから1分が経ったころです。出だしからのAメロはとてもよく合っていたのですが、Bメロに入り少しずつズレてくるようになりました。お互いに初めてだったこともあり、少しのミスが大きく、そして修正がつかないくらいのズレとなっていったのです。

しかしぼくの気持ちは「演奏が止まって残念だな」というよりも、「みんなで合わせるということがこんなにも楽しいものなのか」と興奮する気持ちが大きかったことを覚えています。

1人で練習をしているときは、練習本に載っているワンフレーズができるようになることが嬉しかったことを覚えています。テレビゲームのステージを一つ一つクリアしているような感覚でしょうか。一つのことができることで世界が広がり、次の新しいことに取り組めるようになる。そうするとだんだん自信もつき、楽しくなってくるのです。

しかしメンバーで合わせて演奏をするときは全く異なりました。それぞれの技の上達よりも、みんながお互いの演奏に意見をし合い、一つの曲として完成させるのです。これはもうクリエイティブな領域でした。

「演奏でこんな風に魅せたい」「この曲ではベースを目立たせよう」「最後はみんなでかっこよく決めよう」人に見てもらうことを前提に考えながら練習をすると、1人で悶々としながら練習をしていたときに比べて、その達成感も、胸の高鳴りも、全く違います。ぼくはここで高校の青春を過ごすことになりました。

そして興奮が止まないままその日の練習が終わりました。ぼくは達成感を感じながら電車にのり、最寄り駅から1時間半くらいかけて自転車をこいで家に帰りました。体力的には大変でしたが、バンド練習が終わってからずっと気持ちが昂った状態だったため、帰る途中、苦になることはありませんでした。

しかし帰宅してしまうと状況は一変してしまいます。家に入ると急に疲れを感じてしまい、そのままソファに直行です。母親に風呂に入ることを言われていた気もしますが、もう体が限界であったため体が動きませんでした。

ぼくは運動部に入ってはいませんでしたが、その日は運動部と同じくらいに体を酷使していました。自転車での走行が20kmと、クーラーのあまり効かない安いスタジオで3時間ぶっ通しの練習です。もちろん人によって感じ方は変わりますが、ぼくは限界でした。

母親はなんどもぼくに忠告をしてきます。そのまま風呂にも入らずに寝てしまうと強烈にくさくなるということや、そもそも汗をかいている体でソファに乗るなということなど。多少の苛つきはありましたが我が母親ながら最もな意見です。

その日はバンドでの初練習もあり、自転車での移動も疲れはしたもののすごく気持ちよかったのです。そんな楽しかった1日の締めくくりを「風呂に入らない」という選択をしてしまっては、すべてが水の泡になります。

風呂に入らずに寝てしまえば次の日の朝に後悔するのはぼく自身です。強烈にくさい臭いを発してベタついた肌で学校に向かうのか、それとも前日に風呂に入り、清潔な人間となるのか。前者のままであれば友達を失いかねません。しかし今日入ることも辛いのです。

ずっとずっとソファに顔を沈めながら考えていましたが、30分くらい経った頃にぼくは決心し、動きはじめました。風呂場に直行して髪も体も洗い、湯船に60秒浸かってでてきました。そして寝巻きに着替えて髪も乾かした瞬間、ぼくは生まれ変わっていました。

今までの体の疲れは感じません。少々足の筋肉痛があるだけです。さっきまで感じていた疲労感はないのです。倦怠感もないのです。風呂に入るという行為がこれほど良いものだとは知りませんでした。恐らくは体を酷使した1日だったからこそ風呂の効力が大きくでたのでしょう。

このときからぼくは風呂の偉大さを知りました。風呂に入ればその日は勝つのです。勝利者になるのです。なんだか宗教臭くなるのも嫌なのでここまでにしますが、風呂に入ろうかどうか迷っているそこのあなた。今すぐ入りましょう。入るまでが億劫になることはわかります。しかし入ってしまえばこちらのものです。入れば勝ち組です。

以上、昨日お風呂に入っていない者でした。

(次の日に人に会う予定が無いと入らないときくらいありますよね。ね?)


ここまで読んでいただき、ありがとうございます!

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STARBUCKS

今日も今日とてスタバで作業しています。

なぜスタバなのかというと、頑張る人が多いからです。

同じ空間に頑張っている人がいるとこちらもやる気が生まれます。

もちろん自宅でやって作業が進むこともあるんですけどね。

それでも集中力はスタバのほうが出る気がします。

しかしそんな外のお店だからこそ集中できない瞬間もあります。

それは嫌な客です。

こんなことをいうと自分勝手じゃないかと思われるかもしれませんがいいます。

それは隣にいる人が足をもう一方の足の膝に置き、ぼくの方に向かって靴底を見せてくる行為です。

こればかりは耐えられません。

どんな人の靴底でも汚いのです。

汚い地面を踏んでここまで来ているのです。

ぼくはそんなとき、少し時間が経っても相手がやめてくれない場合、帰ります。

もちろん、ぼくも気づかないところで人に迷惑をかけているはずですけどね・・。


「私に触るんじゃねぇ」な猫。チーの様子。

ねこ、猫、チー、ノスタルジック、白黒写真、DP2