浮気性の男はこのぼくです

by koxtuichi - Thu 10 October 2019
Tags: #DP2 #comedy #taihu

フェレット、メイメイ、シャオ、ノスタルジック、白黒写真、DP2

COMEDY

『ど、どうもっ。はじめまして!ぼ、ぼくはっ』

中学1年生になったばかりのころ、ぼくは陸上部で100m走を走っていました。特に入る理由もなかったのですが、周りの友達はみんな部活に所属していたこともあり、自分だけ居場所がないような不安にかられ、難しいルールのなさそうな陸上部へと入部したのです。

適当な理由で入ってしまったぼくは「みんな何が楽しくて陸上部にはいっているのかな」という疑問を抱きつつも、ただ走るだけの単純作業が少しだけ心地よかったこともあり、それから3年間、辞めることなく陸上部を続けていました。

そんな中学生活でのある日のことです。今日もまた100m走の練習をしていると、キャプテンの横に化粧をした女性が立っていました。いわゆるギャルっぽい人です。その人とは以前に廊下ですれ違ったことがあり、それを覚えていたのですぐに先輩ということはわかりました。

顔もかわいく、身長も高く、そして先輩であるということ。ぼくは長男だったこともあってか、年上の女性に自然と憧れを抱くことが多かったのです。今回もそれに従ったものでした。最初は特に意識することもありませんでしたが、頻繁にグラウンドに現れる先輩にだんだんと惹かれ、気づいたら凝視していました。

しかしそれから先輩との接点ができることもなく、ぼくは中学2年になりました。先輩は1歳上なので中学3年です。先輩への憧れが消えることなく時間だけが過ぎて行きました。心の片隅でずっと想っていたのですが、誰にも打ち明ける勇気もなく、ましてや忘れるということも出来ず、子供ながらに恋の苦しさを知ることとなりました。

先輩はキャプテンと付き合っているのだろうか。部活の最中に二人が会っているところを最近は見ていません。実はただの友達で、あのときだけ何か訳あって来ていたのだろうか。それとも恋人だったけど別れてしまったのだろうか。頭で考えているだけでは答えはわかりませんが、ぼくにはそれ以外どうすることもできませんでした。

そしてまたもやなんの進展もなく、半年ほどの時間が過ぎてしまいます。なにも行動を起こさない自分に苛立ちがつのります。いい加減うごかなければ、ぼくは一生後悔することになります。

『もし本気で先輩を狙っているなら今しかない。まだその時じゃないなんて思ってばかりではこの同じ学校にいるという大切な瞬間を失うことになってしまう。……よし話をしよう。』

ぼくは決心しました。ずっと想いを寄せていた先輩とお近づきになるぞと自分を奮い立たせました。

学校に着いたぼくは昼休みの時間を見計らって先輩に近づきました。最初はどう話しかけようかと焦るばかりでしたが、先輩が見えてからぼくは一直線に向かっていき、そして話かけました。

絶対に気持ち悪がられるなと確信していましたが、そんな思いとは裏腹に先輩はとても優しく接してくれました。おそらくは急に話しかけてしまったことと、ぼくが上擦った口調になってしまっていたことで、ここまでの経緯を察してくれたんだと思います。

先輩と話した時間は30秒にも達していなかったと思いますが、ぼくは有頂天でした。別にこれから付き合うわけでもないし、デートをするわけでもない。それでも1年と半年の間、想い続けた憧れの先輩と話をすることができ、中学で1番幸せといえる時間を過ごすことができました。

しかしぼくが浮かれている裏では、先輩に話した事実が女子の間で知れ渡ることになり、実は当時付き合っていた同じ学年のさおりちゃんから振られることになりました。

浮気心は破滅を呼びます。ただの気持ちであったとしてもいつか行動にでてしまうかもしれません。それでは誰も得をすることはないでしょう。

ぼくは今の彼女とはずっと居たいので絶対にしません。浮気性の方、気をつけましょう。


ここまで読んでいただき、ありがとうございます!

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TAIHU

台風がまたやってきましたね。

しかも3連休に。

しかも関東直撃。

前の千葉で会ったことが今回は埼玉で起きるかもしれません。

停電は本当に耐えられません。

いまのぼくの楽しみはTwitterとブログです。

これがあるからこそ人と繋がっていられます。

友達を失うのは嫌なのです。

どうか、どうか。

台風よ、ちょっとだけずれてくれ。

ぼくから友達を奪わないでおくれ。


たぶんカメラを意識している猫。ヨンの様子。

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